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「絵と声で、叶えていく」。紙芝居をビジネスに取り組む「えとこえ」

紙芝居や紙芝居のメソッドをビジネスの世界に取り入れ、伝える力を強化することを提案している株式会社「えとこえ」の代表取締役 藤井一さん(以下、敬称略)に、そのネーミングに込められた想いを聞いてきました!

「自分の話を伝える」を共通にすることから、 「紙芝居×ビジネスコミュニケーション」を事業化!

特許庁: ワークショップではお声がけいただきありがとうございました!最初に、藤井さんが行っている事業について教えていただけますか?
 
藤井:企業向けのオリジナル紙芝居の企画・製作を行っています。元々、個人事業主として、プロの紙芝居師、ナレーター、企業向けの研修講師等として活動していたのですが、ビジネスのプレゼンも紙芝居同様「どうやって自分の話を伝えるか」が重要と気づき、紙芝居をエンターテイメントではなく、ビジネスのコミュニケーションツールとして使うことを考え、事業を始めました。
 
特許庁:どのようなコンテンツの紙芝居を作っているのですか?
 
藤井:「紙芝居にできないコンテンツはありません」 と言い切っています。最近では、「パーパスをポケットに」をスローガンに、企業の経営理念を浸透させるために、ポケットサイズの紙芝居の活用を提案しています。ストーリーのある紙芝居を使うと相手にも伝わりやすいですし、「声に出して人に伝える」というアウトプットによって、読み手である従業員にも理念が確実に浸透するという効果が期待できます!

やりたいことをしっかり伝えられる名前に。会話のきっかけにも!

特許庁:「えとこえ」という名前はどのように産まれたのでしょうか?
 
藤井:名前を考えていたときに、ある人が私の低音の声を聞いて、「いいこえ」にしたら、と言ってくれました。そんなのはなぁ・・・と思っていたのですが、紙芝居というメディアは絵を語りで伝えるものだと思い直し、絵と語りを分解する作業を始め、「絵と声で想いを伝える会社」とか「絵想伝」とか悩みながら名前を書いているうちに、「えとこえ」に辿り着きました。商標登録されてないことをすぐ確認して、決めました!
 
特許庁:名前の気に入っている点はどんなところですか?
 
藤井:自分のやりたいことの本質をしっかり伝えられる名前というのが大事だと思っています。また、普通に「えとこえ」と一気に読むとアクセントが違う場合があるので、「いえいえ、「え」と「こえ」を繋げて「え と こえ」なんです。紙芝居は「絵と声」で伝えるものなので」というと、「おぉ!」という反応をしてもらえて、会話のきっかけになるというメリットもありますね。

真剣に考えて作った名前、登録してしっかり自分のものに。ビジネスに対する本気度の表れとしても。

特許庁:商標登録についての意識はどこからきているのでしょう?
 
藤井:前職(服飾関係)でも名前を付ける際には必ず商標登録されていないか確認したりして苦労していたので、会社の名前を考えたら登録するのは当然だと思っていました。あと、Rマークもつけたいと思っていたのもあります。名前を決めてすぐ弁理士さんに相談して、登録しました。
 
特許庁:商標登録した効果はなにか感じていますか?
 
藤井:真剣に考えて作ったネーミングなので、自分のものとして確保できるというのは大きいですね。また、商標登録することで、ビジネスに対する本気度を感じてもらえると思っています。

「紙芝居をビジネスツールに」をこれからも追求!目の前を全力で進んでいく!

特許庁:最後に、今後やりたいと思っていることや目指していることがあれば、聞かせてください。
 
藤井:「紙芝居をビジネスツールに」ということを追求していきたいですね。紙芝居のメソッドを採り入れた「伝え方強化講座」のようなものも行っていきたいですし、紙芝居教室の生徒さんたちの活動の場を増やすために「プロボノえとこえ」という任意団体の活動を活発化させていきたいです。あまり計画しない性格なので、目の前にきたものに全力で対処していきたいですね!


株式会社えとこえ

HP:https://www.etokoe.com/
Facebook:https://www.facebook.com/hajime.fujii2
Instagram:@hajime8fujii
X:https://twitter.com/hajime8fujii

<主な登録商標>
第6542338号

(指定商品・指定役務) 第41類「紙芝居の上演,技芸・スポーツ又は知識の教授,セミナーの企画・運営又は開催」等

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