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あらゆる願いに寄り添い、人と人を結び続けるコワーキングスペースをつくりだす株式会社ATOMica。

「頼り頼られる関係性を増やす」をミッションに、人と人を結び続けるためのコワーキングスペースの運営等を行う株式会社ATOMicaの代表取締役 Co-CEOである嶋田瑞生さん(以下、敬称略)に、そのネーミングに込められた想いを聞いてきました!

人と人を結び続けることをサービス化したコワーキングスペースを運営!

特許庁: どのような事業をされているか教えていただけますか?
 
嶋田:「ソーシャルコワーキング®︎」と呼んでいるのですが、単なる不動産事業としてではなく人と人を「結び続ける。」ということを徹底的に追求しているのが特徴です。コワーキング施設の企画・運営のみならず、その施設内のコミュニティ運営やプログラムの企画・運営を行っています。加えて、運営に必要なSaaSの提供も行っています。
 
特許庁:人と人を結び続けることへの想いには、どういった背景があるのでしょうか。
 
嶋田:自分自身、仙台で出会った人がきっかけで起業したこともあり、人が人に与える影響って面白いよね、というところから始まっていて、「頼り頼られる関係性を増やす」というのをミッションとして掲げています。時には頼り、時には頼られる。そんな関係性を増やしていくことができたら、世の中をもっと面白くできるのでは、と考えています。

やりたいことをとことん言語化!可愛がってもらえるかという観点も重要!

特許庁:嶋田さんにとって「名前」はどのような位置づけでしょうか?
 
嶋田:そうですね、一番大事なものと思っています。元々エンジニアをしていたのですが、当時の先輩から、コードの内容を端的に表す名前である「クラス名」について徹底的に拘れ、と言われていたことが心に残っています。なので、「名は体を表す」という意識があり、事業の趣旨や目的が適切に言語化できているかをすごく大事にしていて、言語化を怠らずに進めた先に名前もあると考えています。あとは、広くいろんな人に可愛がってもらえるかという観点も大事ですね。口に出して言いたくなる、触りたくなる、そういう感覚も大切にしていて、その2つのバランスが重要だと思います。
 
特許庁:なるほど!「ATOMica」の名前はどのように決まったのでしょうか?
 
嶋田:誰かと出会わせると人は面白く変化する、という考えから、原子と分子がぱっと浮かびました。原子ひとつひとつも特徴があって面白いし、それを分子として組み合わせるともっと面白くなる、そんなイメージから「アトム化」という言葉がでてきました。あとは、触れたいと思える文字列になっているかという観点で仕上げました。「K」ではなく「C」になっているのは、単純に「かわいいから」という理由です。
 
特許庁:いいですね!名前の気に入っている点はどのようなところでしょう?
 
嶋田:自分たちがやりたい概念を表している名前というのが一番です。これ以上想いを表している名前はないと考え、サービス名も法人名と同じにしたのは良かったと思っています。あとは、声に出して呼んでもらいやすい、しかも、フルネームでちゃんと呼んでもらえるのは嬉しいですね。発音も間違えられないので、法人としてちゃんと人格がある感じがします。「ATOM」を軸に、地域の企業と学生をつなぐ長期インターンシップ「ATOMatch(アトマッチ)」のように名称展開しやすいのも気に入っています。

他人の権利を侵害することは絶対に避ける。社内・社外に対しての意思表明にも!

特許庁:商標登録はいつ頃から意識していましたか?
 
嶋田:最初から意識はありました。特に、他人の権利を侵害することは絶対に避けなければいけないと考えていたので、他の人が使っていたり商標登録したりしていないことはネーミングの際に確認しました。ただ、商標登録するのは後回しになってしまい、出資者の方から「商標登録しています?」と言われ、慌てて出願しました。
 
特許庁:商標登録して良かったと感じることはありますか?
 
嶋田:自分たちのものということを強く認識できるというところがいいなと考えています。社内外に対して、この言葉を、このサービスを、商標登録してしっかり広げていくんだという意思表明になると考えています。突飛な概念を作ればいいというわけではないですが、新しい概念を生み出してそれを表す名前をつけ、世の中に広げていくと決意したものは積極的に商標登録した方がいいと考えています。

名前が表している概念を大切に、一貫性をもって発展させていきたい!

特許庁:最後に、今追いかけている夢があれば、聞かせてください。
 
嶋田:「ATOMica」は、会社の原理・原則に基づいて作った名前なので、引き続きその概念を追求していくことは変わりないです。これまでは各地域で「ATOMica」するというのを続けてきましたが、会員がかなり増えてきたこともあり、地域をまたいで「ATOMica」する、日本全国で「ATOMica」するということに広げていきたい、と考えています。「ATOMica」の名前が表している概念をこれからも大切に、一貫性をもちながら、事業を広げていきたいと考えています。


株式会社ATOMica

HP:https://atomica.co.jp/
X(旧twitter):https://x.com/milare_key

<主な登録商標>
第6569760号

(指定商品・指定役務) 第35類「広告業」、第36類「コワーキング用事務所の貸与」、第41類「娯楽イベントの企画・運営又は開催,教育に関する会議・イベント・パーティの企画・運営又は開催,映画・演芸・演劇・音楽又は教育研修のための施設の提供」、第42類「オンラインによるアプリケーションソフトウェアの提供(SaaS)」、第45類「オンラインによるソーシャルネットワーキングサービスの提供」等