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介護・福祉業界で、その人らしい笑顔が広がっていく社会を目指す「じぶんsmile」

介護・福祉業界での経験を活かして、ケアマネジャーの皆さんが笑顔で働けるためのサポートをしている「じぶんsmile」の林英奈(あやな)さん(以下、敬称略)に、そのネーミングに込められた想いを聞いてきました!

介護・福祉分野で笑顔の輪を広げるために、ケアマネジャーの業務を全体的に支援

特許庁:本日はよろしくお願いいたします!林さん、いろいろな事業をされていますが、どのような事業をされているのか、教えていただけますか?

: 「ケアするじぶんが笑顔に その先のあの人も笑顔に」、そんな社会になるよう、地域の中で笑顔で暮らしていくための事業をいろいろとやっています。分野で言えば、前職との関係もあり、介護・福祉業界がメインになり、企業の強みの明確化等のコンサルタントに始まり、販促物のデザインや人材育成など、ケアマネジャーの全体的な業務支援を行っています。

特許庁:どのようなきっかけで始めたのでしょうか?

:そうですね、自身が社会福祉士やケアマネジャーとして働いていたとき、仕事が苦しかったり、様々な事情で独り立ちする前に辞めていってしまう人を見たりしてきたので、最初にその仕事をしたいと思った時の想いを大事に、みんなが笑顔で働き続けられると良いな、と考えたのがきっかけです。現場から一歩引いたところからサポートし、多くの人に関わることで、笑顔の輪をどんどん広げていけるのでは、という想いで始めました。

相手のことをずっと考えている介護・福祉職の方も、まずは自分が笑顔に、その想いをネーミングにも。

特許庁:笑顔を広げたい・・・その気持ちがネーミングにも繋がっていってるんですね。林さんの笑顔、今日もとっても素敵です!
 
:ありがとうございます!起業して活動を始めたときから、「笑顔」はキーワードの一つにしたいな、と思っていました。そして、活動を進めていく中で笑顔で話してると、「おっ、『あやなスマイル』でたね!」と言ってもらえたりしたので、当初は「あやなスマイル」を屋号にしようと思ってたんです。でも、ちょっと悩んでる自分がいて・・・
「あやなスマイル」だと私だけになっちゃうので、そこを「自分」と表現することにしたんです。人それぞれが私らしさってことで、「じぶんsmile」と。
 
特許庁:林さんの笑顔に触れた相手が、その人らしい笑顔になって、その周りの人にまた伝播していくような様子が目に浮かびますね!

:特に介護業界の方は、ケアする相手のことをずっと考えてるんです。 なので、まずは「自分」が笑顔になるのを意識して欲しい、という想いもこめています。笑顔で働いていると、自分も楽しくなりますし、周りの人に笑顔が広がっていくというのを伝えていきたいです。
 
特許庁:他になにかネーミングで意識されたことや感じたことはありますか?

:「smile」の英語は、語頭が「s」で語尾が「e」の文字なのですが、「start(最初)」から「end(最後)」まで伴走していきます、という想いをこめていますね。また、やわらかさを大事にしたかったので「じぶん」と平仮名で表しています。
「じぶんsmileの林です」と名乗れることで差別化できるようになったのを感じますし、なにより名前が決まったときはすごく嬉しくて、グッズをいろいろ作ったりしました!(笑)

思い入れのある名前を、弁理士に相談して、しっかり保護。「わたしの」と言える嬉しさ。

特許庁:いろいろ想いこめられてますね!商標登録をすることになったきっかけはありますか?
 
:もともとは商標登録するつもりはなかったんです。でも、弁理士さんに別の相談をしていたときに、無意識に「じぶんsmile」について熱く語ってたみたいで、「そんなに語るなら、権利を取って大事にした方がいいのでは?」とアドバイスもらったんです。確かにものすごく思い入れがあった名前なので、先に「じぶんsmile」を守りたい、と思って登録しました。
 
特許庁:弁理士に相談されてたんですね!
 
:そうですね。事業を展開するにあたり「よろず支援拠点」に相談していたときに、知的財産の話もでて、知財トラブルが起きるといろいろ嫌な想いをしたり、相手に無意識に嫌な想いをさせちゃうこともある、という話を聞いて、興味をもっていたんです。出願を考えたときに、自分で出来ないこともないけど、微妙な判断もあるので、そこは専門家にお任せしたいと思って弁理士さんに相談したところです。
 
特許庁:登録してよかったと思ったこと、なにかありますか?
 
:商標登録証を飾ってるんですけど、登録したことで「わたしの」「オリジナルの」と言えることがとっても嬉しくて、思い入れがより一層強くなったという感じはありますね!周りの人から「おめでとう!」と言ってもらえたのも嬉しかったですね!

ケアマネジャーの業務支援を強化するとともに、住民やその家族の方も情報を得られやすいシステムを実現したい。

特許庁:最後に、今後やりたいと思っていることや目指していることがあれば、聞かせてください。
 
:ケアマネジャーさんのサポートを強化していきたいですね。業務の効率化や質の向上に繋がるようなツールを作ったり、ケアマネジャーの実務をビジネス面を含めた形で学べる学校のようなものを作っていきたいです。また、市町村単位でケアマネジャーさんや地域の方、遠方に住んでる家族も気軽に使えるような、介護・福祉関連の情報を集約したポータルサイトを行政と協力しながら作っていきたいですね。



じぶんsmile

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